2007年07月10日

病気を治す魔女 信じますか?


イタリア






チューチョの家族紹介 長女イタリア・ジュヌエン

現代の魔女

よくTVなどで、スプーン曲げたり(何の役に立つんじゃ)、
病気の人を治したり、
遠くのものを見たり、、、
などなどの不可思議なことをやる人がいますが、
なんか、ホンマかいなぁ、、、、と冷めて見ていました。
数年前までは。

でも今は信じています。
世の中には不思議なことって、あるんですよ。
これから私が書くこと、本当のことですよ。



チューチョには最初の妻との間に3人子供がいます。
長男カルロスは50歳 獣医
長女イタリア・ジュヌエンは48歳 
次男マルコは46歳 会社経営

この二番目に生まれた娘イタリアが、魔女なのです。
魔女と呼ぶにふさわしい、不可思議な力で病む人を治します。

イタリア・ジュヌエンは、数年前までは、獣医をしていました。
幼いころから動物好きな優しい人です。
あるとき、チューチョの兄ホセが、

「不思議な力で病気を治す人がいる。
その人が弟子をとるということを聞いたので、
イタリア、お前習ってはどうか?」

と、教えました。
それを聞いたイタリアは、最初、てんで相手にしませんでした。

「いやしくも、大学で学び獣医をしている私が、
そんなわけのわからん事、するわけがないでしょうよ!
しかも授業料も高いし、あほくさぁ〜〜」

と。。。。当然なことです。
しかし彼女の母親が、彼女の資質を見抜いていたのでしょう。

「私が授業料出してあげるから、だまされたと思って行ってごらん」

と、勧めたのです。
それで、彼女はしぶしぶ、その不思議な人の所に通い始めました。




私が彼女に最初に会った時には、まだ普通の獣医さんで、
彼女のクリニックは、ごくごく普通のよくある動物病院。
優しい人なので、さほど儲かりもせず、生活も、ま、普通。
特にとりたてて目立つ人ではありませんでした。

でも、その摩訶不思議な人の所へ行き始めたら、
ぐびぐびと頭角を現して、教えた人もびっくりするほどの潜在能力があったようです。
今では、彼女のもとへ毎日毎日沢山の人が治療を受けにやって来ています。

今ではもう獣医をやってる暇もなく、
クリニックも、メキシコシティの中心部に開き、
朝早くから大勢の患者が詰めかけてきます。

クリニックの受付事務員は、脚が少し不自由な初老の女性。
彼女は医者から脚を切断と言われ、ワラにすがる思いでイタリアのもとを訪ねました。
今では脚は少し引きずるものの、ちゃんと自分の脚で歩き、
おしゃれをして仕事をしています。





イタリアには、どこが悪いか見えるようです。
それで、治しちゃうんです。
本当に、治しちゃうんです。

次第に彼女のもとには、不思議な力を持った人たちが集まるようになりました。

見るだけで、どこが悪いかすぐにわかる少年。
彼は治癒力は無いけど、すぐに「どこどこが悪い」と言いあてます。
イタリアはそれに時間がかかるのですが、その少年はぱっとわかちゃうのです。

手で触って痛みを取る女性。
彼女が触ってくれると、す〜〜っと、痛くなくなるのです。

そんな不思議な力を持つ人たちが、イタリアのスタッフとして一緒に働いています。





私も、今までこんな不思議な力を持つ人がいるって言うこと、信じられませんでした。
でも身近に良く知っている人が、そうなっちゃったんですから、
しかも、おかげさまでいろいろ治してもらいましたし、
もう、完ぺき信じています。



彼女は、田舎のインディオの村落を定期的に訪れ、
病んでいる人を治癒しては、山のように鶏やら野菜やらをもらって帰ってきます。
貧し人たちですのでお金は払えない、
でも感謝の気持ちをそうやって示しているのでしょうね。


まさに彼女は魔女。
天才音楽家チューチョの中の特殊な血が、
彼女にはこんな形で出てきたのだと、私は思っています。

私は何か病気になったら、病院に行くよりもメキシコに行こうと決めています。
そうそう、遠隔操作?でも治してくれるんです。
電話で症状を言うと、メキシコから念力?を送ってくれます。


信じられますか?


彼女のことはほとんど私は人に話していません。
だって、不思議なことですから、信じろ、という方が無理です。
だから、私を信じてくれる人にだけ、時々話します。

今回、初めて彼女のことを書きました。

テピートのHP
http://chucho.milkcafe.to/tepito/index.html

チューチョのHP
http://chucho.milkcafe.to/
posted by 雅杜 at 01:01| Comment(1) | チューチョの家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月22日

美人は家庭に収まりきれない? 家族紹介A

チューチョの一番目の妻 メリーナ


チューチョには5人の子がいます。
うち3人は最初の妻との間の子。
2人は二番目の妻との間の子。
残念ながら、私との間には子供はいません。

チューチョの1番目の妻はイタリア系ベネズエラ人。
南米公演の時に知り合い、熱烈な恋に落ちて、結ばれた二人です。
当時、チューチョ21歳。
妻のメリーナ19歳。

当時のメリーナは、イタリアが産んだ大女優ジーナ・ロロブリジーダ並の美貌を誇る、ベネズエラの期待の新人モデル。
そのころ始まったばかりのテレビで活躍していました。
チューチョがベネズエラのテレビ番組に出演した時に、互いに一目ぼれ。
美人の国として有名なベネズエラの、しかも今と違ってテレビに出るような人は飛びきり綺麗な子ばかり、といった時代。どんなに美人だったか、とても言葉では言えないでしょうexclamation
若い時の写真を見ましたが、そりゃもう綺麗って何の、普通の綺麗さではありません。
それがあっさりと、メキシコの若造にさらわれて行ったのですから、ベネズエラ男たちの怒りはいかばかりかと、、、、

でもとにかく、二人は恋に落ちちゃったんです。
国境を越えた愛は実を結び、二人はベネズエラの首都カラカスで結婚。
メキシコシティで愛の巣をかまえ、2男1女に恵まれます。

しかし、夢のような恋愛物語は、そう長くは続かないものですね、、、、
ま、お決まりの破局、、、、失恋

チューチョ曰く
「彼女は友人としてはとてもいい人かもしれないが、妻には向かない。。。。絶対に向かない」

美しすぎる人は、妻として家庭には収まりきれないのかもしれませんね、、、、
素敵な女性なのですが、、、、



それでもって、彼女と私はなぜか大の仲良しです。
美人なのに、気取ったところもなく、優しい人です。
71歳になる今も、エレガントで美しい人。
かつての美貌の片鱗、十分に残しています。
なんか、いまだにもててるようですよ。
はい、もちろんメキシコの女わーい(嬉しい顔)


夫との家庭生活には運が悪かったけど、チューチョとの間に3人、次の結婚で男の子1人、の計4人の素晴らしい子供たちに恵まれて、孫も5人。
幸せな老後を楽しく過ごしています。

手先が器用で、さまざまな手工芸品を作っり、それが趣味の域を超えて商品にもなってしまい、高級インテリアの店で売られています。
彼女のアトリエは、こまごました綺麗なものがいっぱいで、まるで魔女工房。

そうそう、彼女の娘は、現代の魔女なんですよ。
不可思議なな力で、病気を治しちゃうんです。
正真正銘、現代の魔女です。

その魔女については、次回書きます。
皆様びっくりなさらないでくださいねexclamation×2


テピートのHP
http://chucho.milkcafe.to/tepito/index.html
posted by 雅杜 at 02:07| Comment(0) | チューチョの家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月21日

93歳にしてボディースーツの義母 チューチョの家族紹介@

チューチョの母親 93歳にしてボディースースの“女”


チューチョの家族を知っていただきたく、「家族紹介シリーズ」を始めます。

まず第一回はチューチョの母アルヘリア
familiamama





チューチョの母は、今年10月で94歳になります。
程よく歩き、程よく食べ、程よく良くおしゃべりし、程よく晩酌にテキーラを飲む。。。
94歳にしてはすこぶる元気なおばあちゃんです。

いまだ装う気持ちを忘れず、きれいに薄化粧をし、指輪は勿論、服に合わせてブレスレットやネックレス、バッグを変え、
お出かけするときにはスーツをパリッと着て、パンプスを履いて出かけます。

しかも、しかも〜〜〜ですよ!!
この年になって、なんと、ボディースーツを付けているのでありまするexclamation×2
日本のお年寄りがたは、、、こう言っては申し訳ないですが、裸ではないだけ状態 のような格好をしている人が多いというのにですよ!!
日本ではとっくの昔に「女であること」を捨ててしまっているようなオバサンおばあさんが多いというのに、彼女は、いまだ94歳にして、きちんと装う心を捨てていません。

初めてそれを知ったのが14年前。
彼女が日本に半年滞在した時のことです。
洋服をプレゼントしようとして、日本のサイズがわからないので、一緒に試着室に入った時のことです。
う〜〜〜〜〜ん うなりましたねぇ、、、
きちんと、補正下着をつけているんですよ。。。
その姿を見て、どんどんオバサン化している自分を自分を恥じましたねがく〜(落胆した顔)


まさに女の鑑。
女はかくあるべき、かく装うべき、、、
忘れまじ、現役の女〜〜〜
と、強く肝に銘じさせられた一瞬でした。


彼女は14歳でそのころのメキシコにしても少し早く(でもたくさんいた)結婚、出産。
第一子は、兄のホセ(ぺぺ)。
その人が、トリオ・デルフィネスのファンの方々にはおなじみの、かっこいい低音の歌声のお兄ちゃん。
4歳違いの弟がチューチョです。
そして、なんと、第二の結婚で生まれた娘は、彼女が52歳の時の子。
孫より若い娘です。

ラテンの人の熱くたぎる情熱は、我々しとやかな、和をもって貴しとなす(なしていた)日本人には想像も出来ないことが多く、あたまくらくら〜〜、というような事に出くわす事は沢山あります。
いくつになっても女を忘れない、、、って、エネルギー要りますよね(^^;


義母はメキシコシティで、息子のホセ(78歳)と一緒に暮らしています。
今でも、朝夕の御飯は彼女が作っているんですよ。
(メキシコはお昼御飯がメインなので、それは毎日身内の誰かと外食しています)



3年前、彼女の90歳の誕生日の時には、
郊外のレストランで親族ほぼ全員が集まって、お食事会をしました。
その時、私の娘も私も日本から参加。
マリアッチなどの演奏を聴きながら、山羊の丸焼き料理を賞味。

子供3人。
その配偶者2人。
孫9人。およびその配偶者。
ひ孫7人。
それ以外に、、、、
息子(チューチョ)の元の妻失恋(あはは 彼女と私は仲良しですわーい(嬉しい顔)
その元妻の離婚後の子供とその妻(ややこしい〜〜)
息子の再婚した妻の、その娘(私の娘)
などなどが集って、それはもう華やかなものでしたハートたち(複数ハート)ハートたち(複数ハート)ハートたち(複数ハート)


少し耳が遠いだけで、普通に暮らしてる、そして外への興味を失っていない彼女は、
おそらく100歳はなんのその〜〜といった風に、
これからも元気に楽しく生き続けていくことでしょう。

がんばれ、元気印のおばあちゃんexclamation
天国に行く前にもうひと花、恋の花でも咲かせてくださいね。



テピートのHP
http://chucho.milkcafe.to/tepito/index.html


posted by 雅杜 at 13:29| Comment(0) | チューチョの家族 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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