亡くなった母の荷物を整理する毎日が続いています
自分の住まいも、最低限の身の回りの物を持って母の家に移し、せっせせっせと、
断捨離しています。
それで思ったこと
今、自分の家から持ってきた必要最低限の身の回りの品だけで、生きていくには困らない。
つまり、今まで家に有ったモノ、家に置いてるモノは、必要ないんじゃないか・・・・・・
と、いうこと。
自分でも ちょっと、いえ、かなり、びっくりしています



家具はもちろんの事、食器も、服も、本も、装飾品も、一切、なくても関係なく生きていける。
現在、ちゃんと、問題なく生きているわい

ビビりましたね・・・・・
今まで、なんと多くの、【不必要な物】に囲まれて生きてきたことやら〜〜〜趣味の物を除いて、ほとんど捨てちまおう、と、考えています。
「趣味の物」というのは、その人にとって大切なものなんですから、許されると思うんです。
私にとっての趣味の物。
それは、
【茶道具】【着物】です。茶道具は、母が人生をかけてせっせと集めた、名品からガラクタまで、種々様々。
茶道は娘も私もしていますので、これは捨てられません。
茶道に関する、茶事懐石の道具類、および書籍もです。
着物は これ、私の唯一の【道楽】です。
これだけは、捨てるわけにはまいりませぬ

それで、この二つ以外の物はどんどこ、捨てています。
母の家が終わったら次は私のマンションの物もやります。
身軽になる気持ちよさ!!
これは快感ですね。
捨てるものは二つに分けます。
〇本当に捨てちゃうもの
〇古本屋に持っていったり、バザーに寄付したり、他の人が使ってくださりそうなものは、
それなりのところに持っていきます。
で、その中で着物ですが
●リメイクできそうな古いものはリサイクル屋さんに差し上げます。
古布を探している方もいらっしゃいますので。
●まだまだ綺麗で、着るのに何の問題もないモノで、娘や私の趣味でないモノは、
着物好きな生徒さんに欲しいかどうかお聞きして、それなりに行先を探します。
そこで、誰も貰い手がなかったとしたら、リサイクル屋さんに差し上げます
母の家に着物用の和ダンスが6竿
私の家に同じく6竿
母と私、娘と息子の物があるんですものね・・・・・多いはずです(息子も着物を着ますので)
でも12竿の箪笥はとてもじゃないけど、母の家に収まりませんから、
今、それを4竿分は捨てようと、頑張っています。
着物好きなのでなかなか捨てられないのですが、やるっきゃない。
とりあえず減らして、また順次、減らしていく予定です。
それと、私が死ぬとき、棺桶に、娘が要らない着物をいっぱい「十二単のように」入れてよね、
と言ってありますので、その時にまた処分できるでしょう。
こんなに着物がたまったのには訳があります
親類の家に、着物好きな者がたくさんいて、着物の処分に困ったら、
私たちが着物を日常的に着ていることを知っているので、
とりあえず私のうちに送ってくることがあります。
母の従妹で料亭をやっていた者が亡くなった時には、
その妹から、私の母のもとに
「誰も着物を着ないから、お姉ちゃんや(母の事)久美ちゃんに着てもらって」と、
ごっそり、すばらしい着物が送られてきたことがあります

いまどき、着物を着る人も少ないし、着ないけどだからといって捨てるのも惜しい・・・
なら、久美の家へ送れ〜〜

となるわけです。
ま、私のところに着た着物は幸せです。
だって、着物は着てもらってこそ、幸せなんですもの。
私は着物を洋服などに作り替えるのは好きではありません。
いよいよ古くなったら小物にすることはありますが、着物は切ってしまえば、それまでです。
着物は3代、場合によっては4代は着れるのですから。
大切に手入れして、3代は着て、そのあと、それなりの処分をしてあげれば、着物も喜んでいると思います
でもま、いまはとにかく、道楽のもの以外は、処分処分!! 断捨離の日々です
まだまだ道は遥かぁ〜〜
年内完了を目指して頑張ります