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グアダラハラをあとにして、一路テキーラ村へ。
テキーラというお酒は原産地呼称なので、
グアダラハラが州都のハリスコ州、隣接する三州のミチョアカン、グアナファト、ナヤリット州、そして、ちょっと離れた北部のタマウリパス州の、その五州で作られたもののみをテキーラと呼びます。
そして、このテキーラ村が、テキーラの聖地。石を投げれば蒸留所に当たる、とまでは申しませんが、、、なんたって土地が広いですからね、石を投げるのも大変ですが(笑)大小の多くの蒸留所があちこちに点在しています。
まず訪れるのはオレンダインというテキーラを生産している蒸留所。
私の店でも、このオレンダインは力を入れてお勧めしているので、とても身近に感じる銘柄。
テキーラ村の中心地のすぐ近くに、美しい蒸留所がありました。
生産過程を見学したあとは、お決まりの講義。
飲み方や味わい方を実際にテキーラを飲みながら習います。
私は、ほんの舐める程度ね。
テキーラの香りが大好きですので、それだけで充分に満足しています。
そういえば、テキーラの香りですが、ここテキーラ村ではここかしこで、テキーラ生産中の甘い香りが満ち溢れています。
【テキーラは飲む香水】
と、私は命名しております❗
香りを楽しむテキーラ
余談ですが、
遠く平安時代に、、、急に日本の昔話に変わります(笑)
世界最古の長編小説である【源氏物語】の中に登場する【匂宮】と【薫の君】。
この2人の貴公子は良きライバルで、宮廷の女性たちの人気を集めていました。
その匂宮は体臭が強かったようで、その匂いが香水のようで、女官たちの人気の元だったとか。
それに対抗して薫の君は、常に香を焚きしめた衣をまとい、またその香りが女官たちを惑わしていた、
と、記されています。
そこで、テキーラに話が戻ります(笑)
焼酎やビールなど、たくさん飲むと、吐く息も臭くなりますが、テキーラを飲むと、その口からはえも言われぬテキーラの良い香りがしてくるのです。
ですので、デートの時にはテキーラをお勧め❗❗
匂宮や薫の君に負けないセックスアピールでデートに赴いてくださいませ♥
さてさて話を戻して、テキーラ試飲のあとは、広いお庭でお食事会。
ハリスコ州の味付けの料理を頂く。
緑の木々のなか、しつらえた食卓での食事はまた格別。
このお食事会は、日本の輸入会社「リードオフジャパン」さんのご厚意によるものでした。
感謝!!
たくさんの料理の中に、メキシコの代表的料理のひとつ【ポソレ】がありました。
ポソレにはいろんな味付けのものがありますが、こちらのは赤いポソレ。
オアハカ州で食べたポソレや、メキシコシティのポソレとはずいぶん違ってとても「肉肉しいポソレ」。
もちろん美味しいけど、日本でも地方によって料理の形、味付けが違うのと同じように、かなり違う味のポソレでした。
食事の後ホテルに入って、、、
できたばかりの美しいホテルで、ここまた広いお部屋に一人で泊まる。
狭い日本で暮らしていると、この広さがたまらなく贅沢でもあり、落ち着かないよぉ、、、
ま、贅沢な文句は言わないで、隣接しているテキーラ蒸留所から流れてくる甘いテキーラの香りとともに、この広さも楽しみましょう。
晩御飯も食べずに、7時過ぎから爆睡。
今回の旅行で、時差で苦しむことはないけれど、早寝早起きの習慣がついてしまった。
ヨイコトヨイコト
あと二日、
テキーラ蒸留所三昧で暮らします。
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